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[ニューデリー 9日 ロイター] - ヒマラヤのジャンムー・カシミール地方で武装勢力がインド軍の車列を襲撃し、少なくとも5人の兵士が死亡した。
カシミール渓谷とその周辺地域では、1989年に武装勢力が抗争を開始して以降襲撃事件がたびたび発生している。
メディアによると、武装集団は8日にカトゥア地区で手榴弾による攻撃を行った後に車列に発砲した。軍が反撃しすると武装集団は逃走した。
インドのシン国防相はX(旧ツイッター)に「対テロ作戦は進行中で、わが軍の兵士はこの地域に平和と秩序をもたらす決意を固めている」と投稿し、遺族に哀悼の意を表した。
インドとパキスタンはともにカシミール地方の領有権を主張しているが、現在は分割統治されている。インドの直轄地はヒンドゥー教徒が支配するジャンムー地方とイスラム教徒が支配するカシミール渓谷で構成される。