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2024年7月8日、中国メディアの東方網は、上海の環状高架道路で複数箇所の路面が盛り上がる現象が発生したことを報じた。
記事によると、ある市民が7日に同市内を通る環状高架道路の四平路出口付近の路面が隆起して渋滞が発生していると報告する動画をネット上に公開。同市道路運輸事業発展センターに問い合わせたところ、すでに事業者が補修作業を実施したとの回答があったという。
また、現在までに「申」の形をしている同市環状高架道路の路面4カ所で同様の隆起現象が見つかり、すでに補修処理を行ったことも明らかになったといい、作業員は隆起について「連日の高温によるもので、高架橋の鉄筋コンクリート層が熱で膨張、変形して内部の応力が路面に集中した」と説明したという。道路保護機関が散水などで路面の温度を下げて変形を防ぐとともに、路面状況を常に巡視する人員を配備するとのこと。
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この件について、中国のネットユーザーは「今上海の道路にいるので、震えが止まらない」「実際に道路が盛り上がった場所を通ったけど、暑さが原因だったのか」「まるで乗馬のような乗り心地になりそう」「他の道路では頻発していないのだから、これまでの過積載通行などで蓄積した結果ではないのか」「(中国の道路は)雨が降ったら陥没して、気温が上がったら隆起する」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)