深セン空港埠頭から「深中通道」を海上から見物できる観光船就航―中国

深セン空港埠頭から「深中通道」を海上から見物できる観光船が就航した。

観光船「海上彩虹号」が5日、深セン空港埠頭からゆっくりと出港し、「伶仃洋」をまたぐ「深中通道(深セン-中山ブリッジ)」に向かった。これにより「深中通道」を観光する海上ルートが正式に就航した。「海上彩虹号」の第1回航海の乗客は「海岸+海上」という角度から、世界で難度が最も高い海をまたぐスーパープロジェクトである「深中通道」や深セン西海岸の独特の風景を至近距離から観光した。

「深中通道」の海上観光ルートは巡回遊覧ルートで、深セン空港埠頭から出港して、再び帰港するルートとなっている。埠頭の真正面には「深中通道」の西人工島があり、現時点で深センの海岸から「深中通道」を鑑賞するベストスポットとなっている。

観光船は深セン空港埠頭から出発して、「深中通道」の「東人工島」、「深中トンネル」、「西人工島」の順に巡り、最後に深中通道の「深中大橋」の下をくぐる。

「『深中通道』の海上観光ルートの所要時間は約100分で、料金は平日が138元(約3000円)、週末が168元(約3700円)となっている。深セン空港埠頭の微信(WeChat)の公式アカウントか、乗り場で乗船券を購入することができる。現時点で、午前9時半、午後2時半、午後5時の1日3本を運航している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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