「県民感情を全く理解していない」沖縄県知事が米軍のパラシュート降下訓練の嘉手納基地での実施に強く抗議

アメリカ軍によるパラシュート降下訓練について、沖縄県の玉城知事が強く抗議しました。

アメリカ軍は8日午後7時過ぎ、沖縄県の嘉手納基地で、パラシュート降下訓練を実施しました。

この訓練は、日米両政府の合意により、原則として伊江島補助飛行場で行うことになっていますが、アメリカ軍は地元の反対を押し切る形で嘉手納での訓練を繰り返してきました。

沖縄県の玉城知事は「嘉手納基地所属の空軍兵による悪質な事件発覚からまもないタイミングで訓練を実施すること自体、県民感情を全く理解していない」と強く批判しました。

© FNNプライムオンライン