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日本では先週末から暑さが続いているが、アメリカやロシアでも記録的な暑さとなっている。
7月の平均気温を10度以上上回った、カリフォルニア州のパーム・スプリングス。
観光地にもかかわらず、人けはまばら。
7日に観測史上初の48.9度を記録したラスベガス。
移動する際は、日陰を探す姿が多く見られた。
そしてデスバレーでは、驚異の暑さの最高気温53.9度を観測した。
どうして北米で暑くなったのか。
その原因の1つが、ヒートドームと呼ばれる現象。
ヒートドームというのは、太陽に温められた熱は普段なら上空に逃げてしまうが、高気圧に覆われるとこれが鍋のふたのようになり、なかなか熱が逃げられなくなる。
地面付近に熱がたまり、どんどん気温が高くなる現象をヒートドームという。
暑いのはアメリカだけでなく、極寒のイメージがあるロシアでも観測されている。
連日30度を超す暑さが続いているモスクワ。
7月2日に最高気温32度を記録し、134年ぶりに7月2日の最高気温を更新したという。
そして、8日の気温は28度だったため、噴水広場では水着姿で夏の暑さを楽しむ人も多くいた。
ーー ラスベガスも50度近く、8日の東京・府中市は39.2度だということだが、体感的には、どれぐらい違うものなのか。
アメリカの場合は湿度が低いのでカラッとした暑さ。
東京都内は湿度が高いので、東京の方が不快に感じるのではないかと考えられる。