【バスケット】代表戦の〝芸能人軍団〟が物議「一般人は手に入らない」「喜ぶのはミーハー客だけ」

左から川真田紘也、八村塁、渡辺雄太

バスケットボール男子日本代表の注目の一戦に来場した〝芸能人軍団〟が話題を集めている。

日本代表は7日に東京・有明アリーナで韓国代表と国際強化試合を行って88―80で快勝。パリ五輪へ大きく弾みをつけた。

熱戦の一方で注目を集めているのが、特等席に陣取った有名芸能人たち。女優の広瀬すずは中継局であるテレビ朝日の仕事で来場しただけに特別な席が用意されるのは当然だが、ファンからは最もコートに近い特等席に芸能人が集まったことを疑問視する声も上がっている。

SNS上では「バスケットを盛り上げてくれるならいいけど、普段Bリーグもまともに見に来てないでしょ…普段から国内のバスケファンを語ってるならまだしも、こういうメディア露出される国際マッチだけ見に来る人をピックアップしてもらいたくない」「スポーツやライブに演劇、招待された有名人。抽選に外れ先着でも買えず、永遠に見に行けない一般人。世の中は理不尽で不公平」「こういう関係者は最後列で用意すれば良いと思う」などと関係者の〝VIP待遇〟が露骨でファン軽視との指摘が相次いでいる。

また「上層部が一番競技の魅力を信用していないから、芸能人呼んですごい競技なんだと言わせる提灯作戦。今の上層部は部外者かあまりにも暗黒期を経験しているから、今の選手層がどれだけパワーアップしているか分かってないのは仕方ないのだが。今の選手にもっと注目してほしいわ。観客見て喜ぶのはミーハー客だけ」「興業を打つJBAなどは、バレーボールの衰退の歴史をよく見返しておくべき。選手強化をおろそかにすればあっという間に一昔前に逆戻りという結果を招いてしまうかもしれない」と主役である選手に注目が集まるよう配慮すべきとの意見も出ている。

〝芸能人軍団〟があまりにも目立ちすぎたがゆえに波紋が広がっているようだ。

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