アバルト、生産終了の『695』にブラック&ゴールドの最終限定車“75°アニヴェルサーリオ”設定

 名門ABARTH(アバルト)ブランドの最高峰『695』シリーズが、この5月末で生産終了となったことも受け、これが日本向け最後の限定車となる『アバルト695 75°Anniversario(セッタンタチンクエ・アニヴェルサーリオ)』が登場。その排気量にちなんで世界限定1368台、日本では350台限定で7月3日より発売開始となっている。

 巨大アライアンスとなるステランティスのグループ方針に従い、グローバル戦略の柱である電動化の推進を図るべく現行世代の内燃機関モデルが続々とその役目を終えるなか、アバルトでも『F595』と『695』の日本向け生産がこの2024年5月をもって終了となっている。

 その日本市場は2009年の同車デビュー以来、グローバルにおける重要なマーケットであり続け、2022年には年間の販売台数で世界一を記録。国内におけるアバルト・ブランドの累計販売台数は約2万8千台を数えている。

 そんな有数の市場での最後を飾る今回の限定車は、ブランド設立から75年の歴史に敬意を表し、数々の特別装備を採用。主力グレード“695 Competizione(コンペティツィオーネ)”をベースに、ボディカラーは人気のネロ・スコルピオーネ(ブラック)を設定し、ゴールドのアクセントを加えた5速のマニュアルトランスミッション仕様のモデルとなる。

 エクステリアでは、限定車ならではの「75°Anniversario」エンブレムと「695」のバッジをリヤに配し、ともにゴールドに彩られた「ABARTH」のサイドストライプとスコーピオンルーフデカールを採用。脚元では、こちらもゴールドとなる17インチ14スポークアルミホイールの内側に、ドリルドベンチレーテッドのフロント大径フローティングブレーキディスクを装備するなど、ブレーキ性能をさらに引き上げている。

 今回のアバルト695 75°アニヴェルサーリオ導入に伴い、7月20日(土)から 21日(日)にはデビューフェアも実施。特設サイトより申し込みのうえで正規ディーラーへ来場すると、アバルト・オリジナルポーチがプレゼントされる。

 その350台限定の内訳は、右ハンドル仕様が250台、左ハンドル仕様は100台とされ、価格はともに550万円(税込)となっている。

公式サイト:https://www.abarth.jp/limited/695-75th-anniversario/
75周年特設サイト:https://www.abarth.jp/cp/75th_anniversary/

”75th SPECIAL PRESENT CAMPAIGN”として、特設サイトにてキャンペーンを展開する
ボディカラーは人気のネロ・スコルピオーネ(ブラック)を設定し、ゴールドのアクセントを加えた5速のマニュアルトランスミッション仕様のモデルとなる
限定車ならではの「75°Anniversario」エンブレムと「695」のバッジをリヤに配し、ともにゴールドに彩られた「ABARTH」のサイドストライプとスコーピオンルーフデカールを採用
脚元では、こちらもゴールドとなる17インチ14スポークアルミホイールの内側に、ドリルドベンチレーテッドのフロント大径フローティングブレーキディスクを装備する

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