「コメディのよう」と余裕の笑顔…警察調査を受けた“NewJeansの母”ミン・ヒジン、改めて疑惑を否認

親会社である韓国最大の芸能事務所HYBEから業務上背任の疑いで告発されたADORのミン・ヒジン代表が「コメディのようなこと」とし、疑惑を改めて否認した。

ソウル龍山(ヨンサン)警察署で調査を受けたミン代表は7月9日22時頃、記者たちと会い、「今日の調査日が予定されてはいなかったが、性格がせっかちで、言いたいことが多くて先に調査を受けに出てきた」と話した。

彼女は「今日、重要な話をすべてしたし、事実通りに話してすっきりした」とも付け加えた。

背任疑惑を否認する立場かという質問には「当然だ。背任することができない」とし、「私の立場ではコメディのようなこと」と笑いながら答えた。ミン代表は同日13時40分頃から、約8時間にわたって取り調べを受けた。

それと共にミン代表は、この日追加で提出した証拠や今後提出される証拠があるかという質問に「多い」と答え、「弁護人を通じて今後提出することにした」と明らかにした。

(写真提供=OSEN)HYBEパン・シヒョク議長(左)とADORミン・ヒジン代表

ただ、名誉毀損などの法的対応を予告したことに対しては「そこまで(今)話すことではないようだ」と断った。また、HYBE側とのコミュニケーションについても「もっと話せば話が長くなりそうだ」と言葉を慎んだ。

HYBEは今年4月、ミン代表を業務上背任疑惑で告発。“NewJeansの母親”と呼ばれるミン代表がADORの経営権を奪おうと計画し、それを証明する具体的な関係者の陳述と物証を確保したと主張した。

しかしミン代表側は「持分の構造上(ADORの株の80%をHYBEが保有)、経営権を奪うことは不可能であり、会社の価値を毀損する行為を試みたり、実行に着手して背任を犯したりした事実はない」と反論した。

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