擬人化『YZF-R1』やメタバース専用モビリティも、世界最大規模のバーチャル展示会でヤマハの世界を楽しむ

『YZF-R1』のパーツを組み合わせて擬人化したアバター「YXA-01」:Version-01[Prototype]

ヤマハ発動機は、7月20日から8月4日、メタバース上で開催される世界最大規模の展示会「バーチャルマーケット2024 Summer」へ出展する。バーチャル(VR)ワールド内を楽しみながら移動する乗り物の提供や、オリジナルアバターの販売を予定している。

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バーチャルマーケット2024 Summerは、PCやVRゴーグルなどを使用して本格没入体験ができる「VR Chat」会場と、タブレット端末などから来場できる「Webブラウザ」会場の2種類があり、いずれも無料で入場が可能。

「VR Chat」の来場者は、バーチャル空間上で再現されたパラリアル(「パラレルワールド(並行世界)」+「リアル(現実世界)」を合わせた造語)な横浜の街中を、ヤマハのスポーツ電動自転車『WABASH』、メタバース専用モビリティ『YVM-03』、バイクを擬ニャン化した『ニャイケン』で走行体験することができる。

YVM-03は、ドーナツのような見た目が特徴のメタバース専用モビリティ。“浮かんでいるような浮遊感を楽しみながら、みんなで乗れる移動体”をコンセプトとしており、「メタバース内で移動を楽しんでいただけるよう、かわいらしいアイキャッチなデザインと、ふわふわ浮いているような乗り心地で、新しい移動体験を感じられます」とヤマハは説明する。眼や光の表情で感情を伝えたり、お菓子をあげるとついてくるなど、友達のような乗り物で、見た目も6種類のカラーに変更する事ができる。

移動を楽しく、をコンセプトに開発されたグラベルバイクの「WABASH」は、街中に点在するカスタムスポットで好みのパーツに変更することができ、楽しみながら自分好みの見た目に変えることができるという。

このほかにも、フラッグシップモデル『YZF-R1』のパーツを組み合わせて擬人化したアバター「YXA-01」:Version-01[Prototype]や、自律ライディングロボット「MOTOBOT」をキャラクター化した「MOTOBOT君」も登場する。

さらに、4名のVTuber、「おめがシスターズ」、「調月音葉」、「花鋏キョウ」、「富士葵」が出演し、ブースや乗り物の案内音声を楽しむこともできる。

会場に設置されたアンケートで回答すると、全員に3Dモデル化した「3Dニャイケン」のプレゼントも。

また、6月に横浜みなとみらいにオープンしたブランド発信拠点「Yamaha E-Ride Base(ヤマハ イーライド ベース)」でもリアルイベントを開催する。先に入手した指定のプレゼントを持って来場しアンケートに答えると、ニャイケンやVTuberのアクリルキーホルダーなど限定グッズがプレゼントされる。こちらの会期は7月27日~8月31日まで。なくなり次第終了となるので注意が必要だ。

バーチャルマーケット(通称Vket)は、メタバース上にある会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベント。2018年より開催する、日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇り、ギネス世界記録にも認定された、メタバースの先駆け的イベント。ヤマハは4年連続で出展、バーチャル空間ならではの体験を提供している。

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