「若い人の将来に結びつけば」女子大として日本で初めて理工学部を設置へ! 安田女子大学が中四国農政局と包括協定

広島市の安田女子大学と中国四国農政局は、5日、食料や農業の分野で研究教育活動について連携する協定を結びました。

調印協定は、食料安全保障の確保や農業の持続的な発展、農村の振興のために締結するもので、広島県内では初めてです。

安田女子大学は、来年4月、女子大学としては日本で初めて理工学部の開設を予定しています。

理工学部の生物科学科では、次世代の食・資源・環境の分野で活躍する人材を養成したいとしています。

安田女子大学 瀬山敏雄 学長
「われわれ大学の方もいろんなことを教えていただいて、できることはさせていただく。それが若い人の将来に結びつくことができれば」

中国四国農政局 仙台光仁 局長
「農政局は、例えば農村を振興する上で農泊を推進しているが、学生のみなさまと一緒になって取り組めれば。共同して取り組める課題が数多くあり、わくわくしています」

今後、インターンシップの受け入れや講師の派遣などで交流を続けていくことにしています。

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