北陸から山陰にかけての一部沿岸で異常潮位 満潮の時間帯は浸水・冠水に注意を

 北陸から山陰にかけての一部沿岸では、潮位が平常時に比べて15~20センチ程度高くなっている。このため、しばらくの間は満潮の時間帯を中心に、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがある。

 夏から秋にかけては、海水温が高いなどの影響で、平常時の潮位が年間で高い時期となる。さらに、北陸から山陰にかけての一部沿岸では7月10日(水)現在、潮位が平常時に比べ15~20センチ程度高くなっている。これは、異常潮位と呼ばれる現象で、北陸から山陰の沿岸は、西風が吹き続けたことや対馬暖流が強まって、海水温が高まっていることなどが影響していると考えられる。

(上)2014年8月12日午前8時頃 満潮時 那覇市 (下)2014年8月12日午後2時過ぎ 干潮時 那覇市 (撮影=崎濱綾子)

 今後、この異常潮位が続く見込みのため、北陸から山陰にかけての一部沿岸では、しばらくの間、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低地で浸水や冠水のおそれがあるので注意が必要だ。また、令和6年能登半島地震の影響により、石川県の沿岸の一部では、浸水や冠水の起きやすくなっているところがある。なお、この期間中に台風や低気圧が接近・通過した場合や、海面が短時間に昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合には、さらに潮位が上昇する可能性がある。

© 株式会社ウェザーマップ