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2024年7月9日、中国メディアの半島都市報は、中国の出入境検査場で生きたヘビ104匹をズボンに隠していた男性が摘発されたと報じた。
記事は、中国の税関当局が9日に発表した情報として、先日男性旅客1人が広東省深セン市と香港の間にある福田口岸(出入境検査場)の「無申告レーン」を利用して中国本土に入ろうとしたところ、税関職員に止められ検査を受けたと紹介。検査の結果、男性が履いていたズボンのポケットからテープで密封された帆布袋6個が見つかり、中身を調べたところさまざまな色、柄、形状の生きたヘビ計104匹が出てきたと伝えた。
税関当局によると、見つかったヘビ104匹はミルクヘビ、セイブシシバナヘビ、コーンスネーク、セイブネズミヘビ、ブルスネークの5種類からなり、このうちセイブネズミヘビ以外の4種類は外来種に属するという。
記事は、同口岸では過去にも生きたヘビを不法に中国本土に持ち込もうとする事案はたびたび発生しているとし、昨年12月に女性1人がズボンのポケットに入れていた靴下から希少動物のボールニシキヘビ6匹が見つかったほか、同7月にも同様の手口で生きたヘビ14匹を持ち込もうとした旅客1人が摘発されたことを紹介している。
この件について中国のネットユーガーからは「頭皮まで鳥肌が立った」「震えが止まらない。エアコン使うよりも涼しいかもしれない」「法を犯してまでこんなにヘビを持ち込もうとして、一体何をするつもりだったのか」「そんなにヘビのことが好きなら、動物園の爬虫(はちゅう)類ゾーンにあるガラス張りの部屋に一緒に入れてもらえばいいのに」といった感想が寄せられている。(翻訳・編集/川尻)