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能登半島地震で被災し、飼育が困難になっていた「のとじま水族館」(石川県七尾市)に10日、越前松島水族館(福井県坂井市)に避難させていたウミガメ8匹が帰還した。他の施設からペンギン16匹も戻っており、20日の営業再開に向け、着々と準備が進む。
越前松島水族館では10日、両水族館の飼育員らが、1匹ずつトレーに入ったウミガメをトラックの荷台へと慎重に運び込むとともに、健康状態などの引き継ぎを進めた。のとじま水族館の北川恭大飼育員(25)は「元気な様子でうれしい。営業再開の時には元気な姿を皆さんにも見てもらいたい」と笑顔で語った。