人気ドリンク店、スタッフがスイカの一番甘い部分を食べて残りを客に―上海市

台湾発のタピオカティーブランド、ココトカの中国・上海市内にある店舗のスタッフが、フルーツドリンクを作る際、スイカを素手でちぎって最も甘い中心部を食べ、残りを客に提供する様子を捉えた動画が拡散した。

中国メディアによると、台湾発の老舗タピオカティーブランド、CoCo都可(ココトカ)の中国・上海市内にある店舗の女性スタッフが、フルーツドリンクを作る際、スイカを素手でちぎって最も甘い中心部を食べ、残りを客に提供する様子を捉えた動画がネット上で拡散した。

当直の店長はメディアの取材に対し、事実だと認めた上で、運営会社に報告済みで、運営会社はこのスタッフを停職とし、研修と試験に合格すれば職場復帰させる方針であることを明らかにした。

この話題は、中国のSNS・微博(ウェイボー)で一時、トレンド1位に浮上した。ウェイボー利用者からは「これってそんなに大騒ぎすること?店員が食べるくらいだから、スイカは新鮮で腐っていないということでしょ」「むしろ安心してこの店へ行ける」「客もそんなに気にしないと思う」などのコメントが寄せられた。

ココトカは1997年に台湾・台北で創業。日本の公式サイトによると、世界で5500店舗以上を展開している。(翻訳・編集/柳川)

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