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ミャンマー投資委員会(MIC)の事務局「投資企業管理局(DICA)」によると、2023年1~12月の海外直接投資(FDI)純流入額は前年比26%減の約22億米ドル(約3,550億円)だった。国軍によるクーデターがあった21年に落ち込んだものの、22年は反動で回復。23年は政変前と同水準となっている。
内訳は、株式資本が20億8,700万米ドル、融資・返済が1億1,700万米ドルの純増だった。それぞれ前年を下回ったが、クーデター前の20年とほぼ同水準だった。
分野別に見ると、石油ガスや製造業を中心に資本が流入。通信や鉱業、ホテル・観光、電力ではマイナスだった。
国・地域別で純流入額が最大だったのは韓国の7億7,600万米ドル。これに◇中国=6億200万米ドル◇インド=4億7,300万米ドル◇タイ=4億3,100万米ドル◇日本=2億9,700万米ドル——と続いた。