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[ドルトムント(ドイツ) 10日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)は10日、ドイツのドルトムントで準決勝を行い、イングランドがオランダを2─1で下し、2大会連続の決勝進出を決めた。
試合は前半7分、オランダがシャビ・シモンズの強烈なシュートで先制。イングランドも同18分、主将ハリー・ケーンがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)レビューで得たPKを自ら決め、同点に追いついた。
その後は互いにチャンスを作るもポストに嫌われるなどして得点は生まれず、試合は延長戦にもつれ込むかと思われたが、イングランドは後半アディショナルタイムにコール・パーマーのパスからオリー・ワトキンスが値千金の決勝弾をたたき込み、劇的な勝利を飾った。
イングランドは母国開催以外のメジャートーナメントでは初の決勝進出。ケーンは「歴史を作った。ホーム以外で成し遂げたのは本当に特別なことだ」と振り返った。
また、ここまで2試合出場で30分程度のプレーながら大きな役目を果たしたワトキンスは「あの瞬間を何週間も待ちわびていた。本当の話だが、パーマーにはきょうは君がお膳立てして私が決めると話していた。人生最高の気分だ」と喜んだ。
14日に行われる決勝ではスペインと対戦する。