米規制当局、シティに1.36億ドルの罰金 データ管理問題巡り

Michelle Price Pete Schroeder Tatiana Bautzer

[ワシントン 10日 ロイター] - 米銀行規制当局は、シティグループが2020年に発覚したデータ管理問題を十分に解決していないとして同行に1億3600万ドルの罰金を科した。

今回の措置は米連邦準備理事会(FRB)と米通貨監督庁(OCC)合同によるもので、データ管理問題の修復とリスク管理導入に向けたシティの取り組みに関連しているという。

当局は、シティのリスク管理やデータ管理を含む内部統制分野における「継続的な欠陥」を指摘し、20年に同行に4億ドルの罰金を科した。

FRBは、同行が欠陥を修正するための抜本的措置に合意したが、依然問題があり、十分な進展が見られないことが昨年の調査で判明したと指摘した。

OCCは、シティが問題解決に十分なリソースを割いていること確認する四半期ごとのプロセスを導入するよう求めた。ロイターがジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)の従業員向けメモを確認した。

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