景気改善「実感なし」72% 県内世論調査

 宮崎日日新聞社が実施した第24回参院選の電話世論調査(3~5日)で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」に関する評価を尋ねたところ、「景気がよくなったと思わない」が72・3%で、「よくなったと思う」の15・9%を大きく上回った。参院選で与野党が論争を繰り広げている中、本県では経済浮揚の実感が乏しい実態がにじみ出た。また、安倍晋三首相の下での憲法改正をめぐる賛否は、反対が32・6%で、賛成の14・3%を上回った。一方で「どちらともいえない」と答えた人が半数近くいた。

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