
【新華社上海5月31日】中国インフラ大手、中国電力建設集団傘下のシンクタンク、水電水利規画設計総院は28日に発表した2024年版「中国再生可能エネルギー発展報告書」で、中国の24年の新設再エネ発電設備容量は3億7千万キロワットに上り、世界の再エネ発電総設備容量は前年比15.0%増の約44億5千万キロワット、新設容量は約5億9千万キロワットだったと明らかにした。
中国は24年、水力・風力・太陽光・バイオマス発電の規模を継続的に拡大し、再エネによる水素生産の発展を加速させ、海洋エネルギーなど新興分野での研究・実証を推進した。揚水発電の累計稼働規模は5800万キロワットを超え、新設の風力発電容量は7982万キロワットで年間最高を記録した。新型エネルギー貯蔵システムは集中的かつ大規模的な開発が進み、10万キロワット以上のプロジェクトの合計容量が全体の62.3%を占めている。
エネルギー安全保障において、再エネの果たす役割が一段と強化された。24年の中国の再エネ発電電力量は17.3%増の3兆4700億キロワット時だった。うち太陽光発電は43.7%増の8383億キロワット時、揚水発電は14.5%増の657億キロワット時で、いずれも大幅に伸びた。
中国は世界のエネルギー転換関連投資の増加に大きく寄与し、世界の増加分の3分の2を占めた。クリーンエネルギー製品・サービスの提供先は200数カ国・地域に広がり、太陽光発電製品は世界市場でのシェアが85%を超えている。