
5月、高岡市の福岡高近くの用水路に転落した70代男性を救助したとして、同校2年の開発皓さん(17)、示野翔真さん(16)、杉井佑成さん(16)と教員2人に対し、高岡署は19日、署長感謝状を贈った。生徒は男性を発見後、すぐに用水に入り、命を救っており、今後も率先して人助けしたいと誓った。
5月23日午前8時25分ごろ、開発さんら3人は登校中、自転車を押して歩いていた男性と擦れ違った後、「バシャ」という大きな音に気付いた。用水路に近づくと、自転車ごと転落して倒れている男性を見つけた。
男性は頭から血を流し、意識を失った状態で、開発さんは校門にいた副校長の島田康宏さん(58)と水上久山さん(59)に叫んで助けを求めた。全員で協力して男性を引き上げ、119番通報し、心臓マッサージを行った。
島田副校長によると、男性は毎年、体育大会の設営をしており、救助後の6月5日に行われた大会も元気な様子で手伝っていた。
豊田馨署長から感謝状を受け取った示野さんは「命が助かってよかった。次も何かあれば協力して行動したい」と振り返った。
杉井さんは「非常時は率先して心臓マッサージをしたい」と話し、開発さんは「よい行動ができてよかった」と胸を張った。
島田副校長は、生徒に感謝状を披露する機会を設けたいとし、「迅速で的確な行動であり、自分の学校の生徒として誇らしい」と述べた。