
八戸市中心街のマチニワ軒先で20日夕、市内の飲食やスイーツ店、雑貨店などが出店する「ナイトマーケット」が開かれる。主催する市は街路空間の日常的な活用に向け、本年度は11月まで計4回予定し、季節ごとの変化を検証。出店者のコストや労力の縮減、売り上げ確保につなげるほか、今後の持続的な開催や民間事業者による主体的な企画運営の促進を目指す。
街路を人中心の空間に転換する市の「中心街ストリートデザイン事業」の一環。市は三日町、十三日町の国道340号に停車スペースを設けた上で走行車線を2車線化し、一部歩道を拡幅する案を示す。
初めて開催した昨年度は中心街のAI(人工知能)カメラのデータを元に、歩行者通行量が多い金曜と土曜の夕方に実施。市や協力団体の物品や備品を活用できるほか、短時間の開催のため効率的に販売できるのが特長だ。
10、11月の計3回で延べ37店が出店し、商品を購入した客数は2511人。出店者へのアンケートでは「客数が予想より多かった」が7割を超え、「次回も出店したい」が8割に上った。
本年度は開催日を売り上げや客数が多かった金曜に固定。季節を分散して6月のほか、9月19日、10月17日、11月21日の計4回、いずれも午後4時~7時に開く。21事業者が参加し、各回12店舗が出店する。
市まちづくり推進課の三浦隆亨課長は「日常の活用を探る中で、継続的な活動を目指す。出店者が自走できる仕組みにしたい。実店舗への来店につながる複層的な効果も狙う」と期待を寄せる。【全文】