
金足農高には2018年の甲子園準優勝メンバーの弟が5人いる。エースだった吉田輝星投手(現オリックス)の弟・大輝投手(3年)は「兄が打たれた分も自分は抑える」と意気込んで先発マウンドへ。4月の誕生日に兄からもらった赤いグラブに気合を込めた。
7年前、大輝投手は甲子園大会の決勝をスタンドで見ていた。初めて兄が打ち込まれる姿に自分自身も悔しくなり、涙を流したという。四、六回に長打を許すなど6回を5失点。「打たれたのは高さもコースも全部甘かった。甘いボールを見逃さず、確実に長打にするのはさすが。全国トップレベルの怖さを感じた」と振り返った。