中小事業者融資に新商品 三重県信用保証協会、あいち銀行と提携

【覚書を披露する川畑取締役(右)と石田常務理事=津市桜橋3丁目の県信用保証協会で】

 【津】三重県信用保証協会(津市桜橋3丁目)は19日、あいち銀行(本社・名古屋市中区)との提携商品「超長期一括保証制度(ステップアップ経営応援ローン)」創設に合わせ覚書を交わした。コロナ禍の借り入れが重なる県内の中小事業者にきめ細かな支援を行う。取り扱いは同日から令和10年3月末(同協会申し込み受け付け分)まで。目標金額は3年間で約100件計30億円。

 あいち銀行は本年1月、旧愛知銀行と旧中京銀行が合併し誕生。三重県内には桑名、四日市、松阪などに拠点がある。

 同制度は一定の条件の下、無担保枠を2億8千万円まで拡大できる。融資期間は3年以上10年以内。同行行員によるモニタリングが特徴で、設定した目標を達成すると金利が下がるメリットがある。

 同行の川畑徹志取締役は「新生あいち銀行にとり三重県は重要な地域。コロナ融資の借り換えを含めた資金調達やさらなる資金需要に丁寧な対応が必要。両者が連携することで三重県内の地域企業に貢献していく」、石田勝己・同協会常務理事は「三重県内の経済のさらなる活性化を目指す意義ある取り組み。事業者のステップアップを両機関が応援するもの」と期待を込めた。

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