胸キュン24種紹介 相模川ふれあい科学館

 飼育スタッフがマニアの視点で選んだ生き物を紹介する特別企画展が、相模原市中央区水郷田名の相模川ふれあい科学館で開かれている。特徴あるシルエットや長い尾、細長い口など、間近で見ているスタッフがどこに胸がときめくかという「胸キュンポイント」を添え、24種類の生き物を紹介している。9月4日まで。

 展示している生き物は、同科学館の20〜30代の飼育スタッフ男女5人が選定。頭や手足の形をはじめ、目の大きさや尾の先など、それぞれのスタッフが感じる生き物のチャームポイントを解説している。

 今回展示している中で1番人気は、公開中のディズニー映画「ファインディング・ドリー」のモデルとなったナンヨウハギと「ファインディング・ニモ」のモデルのカクレクマノミ。

 ナンヨウハギは横から見ると大きく見えるが正面からはとても平べったく見えることや、カクレクマノミはいつも口をぽかんと開けているところがかわいいといった視点で紹介している。

 また、エイリアンのような顔の魚や、海藻に見えるヒトデの仲間、全長1メートル超のオニイソメなども展示している。

 同科学館は「いろいろな生き物に興味を持っていただき、生物多様性への理解を深めてもらいたい」と来館を呼び掛けている。

 期間中は無休。午前9時半から午後4時半(8月中のみ同5時)まで。

 問い合わせは、同科学館電話042(762)2110。

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