川面彩る1万2000発 川崎で多摩川花火大会

 多摩川の夏の風物詩「川崎市制記念多摩川花火大会」(市や市観光協会など主催)が20日、同市高津区諏訪の二子橋下流河川敷で開かれた。ぐずついた空模様となったが、多くの市民らが夜空を彩る光の大輪を楽しんだ。

 東京側の上流では世田谷区たまがわ花火大会も同時開催され、両岸で毎年60万人以上が楽しむ一大ページェント。スターマインや音楽花火など計1万2千発が川面を染め、市民の花ツツジと区の花サギソウをイメージした花火も打ち上げられた。ご当地アイドル「川崎純情小町☆」のステージや福田紀彦市長のあいさつもあった。

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