優勝の高校生ら 知事に結果報告

 今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)、全国高校定時制通信制体育大会で優勝、準優勝した選手が9日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事に大会結果を報告した。

 インターハイは7月28日〜8月20日に岡山県や鳥取県などで、定通制大会は8月1〜20日に県内や東京都などで開催。この日は、インターハイ陸上男子棒高跳びで高校新記録で優勝した荏田高校の江島雅紀選手ら35選手が出席した。

 黒岩知事は「全国でトップに立つ実力、才能を生かして今後もスポーツの感動を広げてほしい。東京五輪で皆さんが活躍するニュースに接することができればうれしい」とたたえた。インターハイ体操女子段違い平行棒で優勝、個人総合2位などに輝いた日大高校の畠田瞳選手が代表して記念品を受け取った。

 選手を代表し、江島選手は「自分らしい跳躍ができれば結果はついてくると思った。4年後の五輪を見据えて日々精進していきたい」、定通制大会バレーボール男子で2連覇した横浜修悠館高校の高雄雅功選手は「バレーボールは個の能力よりも団結が必要。心を一つにしたからこそ優勝できたと思う」とあいさつした。

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