3年後のラグビーW杯見据え 横浜でキックオフイベント

 3年後のラグビーワールドカップ(W杯)日本開催と、決勝戦が日産スタジアム(横浜市港北区)で行われることを見据え、開催ムードを高めようと「2019キックオフイベントin横浜」が10日、同スタジアムで開かれ、ピッチ見学やトークショーなどが繰り広げられた。県ラグビーフットボール協会主催。

 イベントはラグビートップリーグ、東芝ブレイブルーパス−キヤノンイーグルスの試合前に行われた。

 ピッチ見学には県内在住・在学の小中高校生と保護者約千人を招いた。招待者らは決勝会場の広さに驚き、持ち込んだラグビーボールでパスを投げ合う児童もいた。横浜ラグビースクール主将の男児(11)=同市栄区=は「W杯の日本開催は誇らしい。横浜の決勝はぜひ観戦したいし、自分も将来W杯に出場できる選手になりたい」と目を輝かせた。

 このほか、15年のラグビーW杯に日本代表で出場した廣瀬俊朗さんや、今夏のリオデジャネイロ五輪7人制ラグビーの女子日本代表「サクラセブンズ」で活躍した山口真理恵さん=横浜市出身=ら4選手によるトークショーや、日本ラグビー応援ソング「楕円(だえん)桜」を作詞・作曲した歌手の渡瀬あつ子さんと一緒に歌うステージイベントなどが行われ、スタンドは盛り上がりをみせていた。

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