ボンベが爆発、1人死亡 横須賀

 10日午前9時50分ごろ、横須賀市久里浜1丁目の岩谷産業横須賀ガスセンターの敷地内で、酸素ボンベ1本が爆発、会社員の男性(42)が病院に運ばれたが、間もなく死亡した。浦賀署が事故原因などを調べている。

 同署などによると、男性は業務用のボンベ(約175リットル)内に残っていた液体酸素を抜く作業中だった。事故当時、男性は1人で作業していたといい、敷地内にいた同僚らが119番通報した。

 現場はJR横須賀線久里浜駅の北西約400メートルにある工業団地の一角。近くに住む男性(65)は、「爆弾でも落ちてきたのかと思うくらい、すごい音がした」と話していた。

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