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台湾の先住民族アミ族を描いた映画「太陽の子」の上映会が13日、座間市緑ケ丘のハーモニーホール座間で開かれた。主演したアミ族の歌手アロ・カリティン・パチラルさんも駆けつけ、民族衣装で劇中歌を披露した。
アミ族は台湾東部を中心に約20万人が居住する同国最大の先住民族。作品はアミ族の人々が放棄された棚田を再生し、先祖伝来の「海稲米」を復活させた実話をもとに、民族の誇りを取り戻す様子を描いた。上映会はジャーナリストの野嶋剛さんらが企画した。
上映会ではアロさんと野嶋さんがトークショー形式で作品を解説。アロさんは「子ども時代はアミ族であることが恥ずかしかった」と振り返り、「大学生の時、自分はいったい誰なのかと疑問に思うようになり、アミ族であることを取り戻そうと歌手になった」と述べた。
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