虐待通告、県内2496人 2016年1〜6月

 県警が今年1〜6月、虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子どもは2496人。前年同期より482人増え、2011年以降最多となった。

 虐待の内容は、心理的虐待が最も多く1818人(前年同期比439人増)。次いで身体的虐待(432人)、ネグレクト(238人)、性的虐待(8人)−の順だった。

 摘発件数は16件、被害児童は16人。県警が保護した子どもは203人で、12年以降、4年連続で増加した。

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