大山で幽玄の世界堪能 6日、最終日

 「大山火祭(ひまつり)薪能(たきぎのう)」が5日、伊勢原市大山の大山阿夫利(あふり)神社で始まった。

 かがり火がたかれた境内では、約千人の観衆が集まり、幽玄の世界を堪能した。能は26世観世宗家の観世清和さんによる「羽衣」、山階彌右衛門さんによる「一人翁」、狂言は山本東次郎さんによる「箕被(みかずき)」などが演じられた。

 最終日の6日は午後4時から。当日券は4千円。問い合わせは、同神社電話0463(95)2006。

 

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