韓国エアソウル 長崎線就航

 韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルの長崎-ソウル線が18日就航した。 仁川国際空港発の初便が到着した長崎空港では、県などが記念式典を開いた。

 長崎-ソウル線を巡っては、当初運航していた大韓航空が竹島問題に伴う利用低迷で2013年3月に運休。同社傘下のLCCジンエアーが同7月に週3便で再開したが、機材繰りの影響で15年10月から再び運休となっていた。エアソウルは火、水、金、日曜の週4便を定期運航する。

 初便にはエアソウルの柳光熙(リュグァンヒ)社長を含む153人が搭乗。長崎空港に到着すると、本県のマスコットキャラクター「がんばくん」らが歓迎した。

 中村法道知事は「日韓両国の友好交流の絆がさらに強く結ばれるよう発展に尽くしたい」とあいさつ。柳社長は「多くの人が長崎県を訪れ、オルレ、温泉、夜景を楽しみ、日本の近代化の歴史とロマンを直接感じてほしい」と述べ、テープカットで就航を祝った。

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