囲碁で全国優勝 東菅小の3児童

 文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦全国大会(日本棋院など主催)で優勝した川崎市立東菅小学校(葉倉朋子校長)の児童3人が24日、福田紀彦市長と渡辺直美教育長に「日本一」を報告した。

 参加350チームを超える全国の頂点に立ったのは、4年の重川明司(あかし)君(10)、6年の佳吾君(11)兄弟と6年の熊谷大河君(12)。3人は7月に相模原で開かれた県大会を制して代表の座をつかみ、今夏に都内で開かれた全国大会に出場。決勝は京都市立御所南小学校に2−1で勝ち、栄冠をつかんだ。

 主将を務め、勝てば優勝の大一番を制した弟の明司君は「頑張らないといけない、と思った。負けていたが、終盤で相手がミスして勝てた。全国大会には4回出ているが、2年生の時に対戦し、負けた学校なので勝って自信がついた」と笑顔を見せた。

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