新大型客船が横浜港へ 17年の初入港は3隻

 横浜市港湾局は2017年の初入港予定客船を発表した。国内初で横浜港に寄港する14万トン級の新造客船「マジェスティック・プリンセス」など3隻が名を連ねる。

 同船は7月3日に大黒ふ頭(同市鶴見区)に着岸する。14万3千トンで全長330メートル、乗客定員3560人。運航会社プリンセス・クルーズ(米国)の広報担当者によると、同年4月にイタリアで竣工(しゅんこう)。母港となる中国・上海に向かうアジアクルーズで横浜に寄港後、大阪に向かう。

 4月12日にはスタークルーズ(香港)が運航する「スーパースター・ヴァーゴ」(7万5338トン、乗客定員1870人)。5月8〜9日にはシーボーン・クルーズ(米国)の「シーボーン・ソジャーン」(3万2346トン、乗客定員462人)が入港する。

 17年も、横浜港を母港とする「飛鳥2」(5万142トン)をはじめとした日本客船、横浜発着クルーズを展開する「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)や「セレブリティ・ミレニアム」(9万1千トン)など外国客船も入港を予定している。11月中旬に同局のホームページで公開する。

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