大相撲巡業9年ぶり復活 2017年4月横須賀場所

 来年4月に大相撲の春巡業「横須賀場所」が開催されることになり、日本相撲協会巡業部の枝川親方(元前頭蒼樹山)が1日、横須賀市役所を訪れて「巡業は客と力士の触れ合いの場。ぜひ会場に足を運んでほしい」とPRした。

 横須賀場所は1991年から2008年まで開かれており、9年ぶりに復活。今回は来年4月12日、同市不入斗町の横須賀アリーナで開催される。白鵬、鶴竜、日馬富士の3横綱ら約150人の力士の稽古や取組を披露する予定だ。

 現役時代に何度も巡業で横須賀を訪れた枝川親方は「9年ぶりということもあり、力士の顔ぶれは大きく変わった。本場所と違い、距離感が近いのも巡業の魅力の一つ」と語った。

 ちびっこ相撲や人気力士の握手会も予定されており、吉田雄人市長は「できるだけ多くの子どもと触れ合う時間をつくってほしい」と求めた。

 午前8時〜午後3時。チケットは7種類計4300枚で、1日から販売を始めた。問い合わせは、サンライズプロモーション東京電話0570(00)3337。

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