野党共闘「早く進むのでは」 神奈川6区情勢に蓮舫氏

 民進党の蓮舫代表は9日、次期衆院選の神奈川6区(横浜市保土ケ谷、旭区)での野党共闘について、「(民進党の)青柳陽一郎さんが小選挙区で勝つのが大前提。自由、社民、共産党と政策の話し合いでまとまる話が出てきたら、ここはずいぶん早く連携の動きが進むのではないか」との見方を示した。神奈川新聞社の取材に答えた。

 同区では前回選挙で公明、維新、民主、共産の4氏が争い、公明党の上田勇氏が当選。当時維新の青柳氏は次点で比例復活した。

 蓮舫氏はこの日、同市保土ケ谷区内で演説=写真。参議院で審議中のカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について、「カジノは付加価値を生み出さない。胴元のもうけになるだけ。日本の経済を成長させる目玉だとは思わない」と批判した。

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