”森本サンタ”が子どもを激励 川崎の聖マリアンナ医科大学病院

 サッカーJ1川崎フロンターレの森本貴幸選手(28)が14日、聖マリアンナ医科大学病院(川崎市宮前区)を訪れ、小児科病棟に入院中の子どもたち38人を激励した。

 選手による病院訪問は、クラブ創設の1997年から続いている地域貢献活動の一環で、宮前区出身の森本選手は今回が初参加。チームカラーにちなんだ水色のサンタクロース姿で登場し、クラブマスコット「ふろん太」の人形とサイン入りカードを一人一人に手渡した。

 小学校時代にサッカークラブに所属し、川崎のホーム等々力陸上競技場に応援に駆けつけたこともあるという中学2年の男子生徒は「幼稚園のころからフロンターレのファン。うれしかった」と感激した様子。クリスマスイブの24日に天皇杯全日本選手権の準々決勝を戦う森本選手は「テレビでやるので、みんな見ている。ゴールを決められれば」と勝利を約束していた。

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