西日本の上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる影響で、あす16日にかけて、西日本の山地では所によって大雪となるほか、近畿・中国・四国地方では平地でも積雪となるところがある見込みです。
各気象台は「大雪(または雪)に関する気象情報」を発表し、路面の凍結や積雪による交通障害、電線や樹木への着雪などに注意し、積雪に対する備えをするよう呼びかけています。
■西日本 今後の降雪の見通し
【予想降雪量】
(15日12:00～16日12:00/多い所)
10cm 徳島県北部山地、愛媛県山地・山沿い
2cm 徳島県北部平地・南部山地
1cm 愛媛県平野部
(15日18:00～16日18:00/多い所)
40cm 鳥取県山地
30cm 兵庫県北部
15cm 兵庫県南部山地
10cm 京都府北部山地、鳥取県平地
5cm 京都府北部平地・南部山地
3cm 大阪府山地、兵庫県南部平地、奈良県南部山地、和歌山県南部山地
2cm 京都府南部平地
1cm 大阪府平地(特に北大阪、泉州、南河内)
【降雪や積雪が予想される地域】
［中国地方］
・島根県 ：山地
・岡山県 ：北部
・広島県 ：山地や北部の平地
［四国地方］
・香川県、高知県：山地
［九州北部地方］
・福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県：山地
■防災事項
注意：積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理(ビニールハウスの倒壊など)、雪による見通しの悪化、電線や樹木への着雪
