沖縄県で起きた米軍新型輸送機オスプレイの不時着事故をめぐり、相模原市議会は21日、国会や政府に対し、安全が確認されるまで県内基地周辺での運用を行わないよう米国に求めるなどの意見書を全会一致で可決した。
意見書は、昨年5月の米国・オアフ島で発生した着陸失敗事故で原因究明を求めた経緯に触れ、「日本国内でも重大事故を起こしたことは極めて遺憾な事態。基地周辺住民の不安の払しょくに向け、オスプレイの安全性に丁寧かつ具体的な説明を行う必要がある」と言及。
その上で「事故の原因究明を徹底し、迅速に公表するとともに、適切な再発防止策を講じるよう米国に求める」としている。