1位は横浜DeNA初CS 横浜市10大ニュース

 横浜市は22日、市民が選んだ今年の横浜10大ニュースを発表した。1位は横浜DeNAベイスターズのクライマックスシリーズ(CS)初進出と球団史上最高の観客動員数の更新。2位は大口病院の点滴連続殺人事件、3位は横浜DeNA・三浦大輔投手の現役引退だった。年代別で20歳未満から40代までは三浦投手の引退、50〜70代以上は点滴連続殺人事件がトップだった。

 林文子市長は同日の会見で、横浜DeNAの話題が上位に入ったことに「今季は横浜を盛り上げてくれた。来季はセ・リーグ優勝、日本一を」と期待を寄せた。点滴連続殺人事件は「痛ましい事件。一刻も早い真相究明を心から願う」と話した。

 また「個人的にうれしかった」としたのは、今夏の参院選で市の10代投票率が政令市トップとなったこと。全体でも4位に入った。

 今回は過去最多となる4125人が投票。11月11日から12月12日までインターネットやはがきで、市があらかじめ選んだ32項目から10項目を選んだ。

 項目に入っておらず自由記入欄に書き込まれたものとして、原発事故で自主避難した男子生徒へのいじめ問題が108票、港南区の男児死亡事故が56票入った。

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