地下鉄の線路周辺にモルタル片落下 横浜

 横浜市交通局は24日、同市中区万代町の市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町−関内間の上り線の線路周辺に、トンネル上部から計約4キロのモルタル片が落下したと発表した。けが人はいなかった。

 同局によると、23日午後9時50分ごろ、湘南台発あざみ野行き普通電車の運転士が、線路周辺にモルタル片が落ちているのを発見した。落下していたのは計14片で、最も大きい破片は約800グラム。天井部分に縦約30センチ、横約45センチにわたり、モルタルのはがれた跡があった。モルタルは天井部の仕上げに使われ、経年劣化が原因とみられる。

 同局によると、現地の安全を確認。電車6本が徐行運転し、最大で3分遅れた。

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