miwaが熊本中学生と共演 司会の有村が“浦ちゃん”応援も 紅白リハ3日目

 大みそかの「NHK紅白歌合戦」のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

 神奈川県勢の主なところでは、横浜出身のシンガー・ソングライターのmiwa(26)が、「NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)」の中学生の部の課題曲として書き下ろした「結−ゆい−」を披露する。熊本地震後に現地を訪れた際、「共に紅白で歌おう」と伝えていた熊本市立帯山中学校の合唱部の生徒18人と合流し、歌唱した。中学時代に校内の合唱コンクールに参加したこともあるmiwaは、「私にとって大事な思い出。『結−ゆい−』が『Nコン』に参加してくれた中学生の思い出の曲になったら」と願いを込めていた。

 白組司会を務める「嵐」の相葉雅紀(34)と紅組司会の女優・有村架純(23)らも参加したこの日は、音合わせをする出演者らの曲を2人が紹介するなど、進行確認も同時に行われ、本番のようなムードに。携帯会社のCMで浦島太郎に扮して歌った「海の声」で紅白に初出場する俳優の桐谷健太(36)に対しては、CMで共演した有村が「浦ちゃん。桃ちゃん、金ちゃん、乙ちゃん、一寸、鬼ちゃんも、みんな見てるから、頑張ってね」とかぐや姫として呼びかけると、「おぉう」とはにかみ、演奏に向かっていた。

 本番前日とあり、乃木坂46は深紅のドレス、横浜を拠点に活動していたバンド「RADWIMPS」は全身真っ白の服装など、本番と同じ衣装で臨む出演者も多く見られた。◆ この日、夕方からリハーサルを行う予定だったロックバンド「X JAPAN」は、ドラムでリーダーのYOSHIKIが29日に香港で開くはずだったクラシックコンサートが現地プロモーターのミスで30日に順延となり、帰国できない事態に。残るメンバーが、リーダー抜きで演奏をこなした。YOSHIKIは、松田聖子に書き下ろした「薔薇のように咲いて 桜のように散って」でピアノを弾く予定だが、松田とのリハーサルも明日に持ち越された。

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