2016年の交通事故死者数は3904人 67年ぶり3千人台に低下も高齢者比率は過去最高に

警察庁によると、2016年の全国の交通事故死者数(速報値)は累計3904人となり、前年比では213人減、統計開始翌年の1949(昭和24)年以来となる年間死者3千人台となりました。
うち65歳以上の高齢者は累計2138人となり、前年比109人減となっていますが総数の54.8%を占め、同統計開始の1967年以降過去最高となっています。

■2016年交通事故死者数(速報値)
【月別】[うち高齢者]
・ 1月:349人(+3) [197人(-6)]
・ 2月:261人(-47) [144人(-22)]
・ 3月:321人(+4) [185人(+30)]
・ 4月:309人(-11) [171人(+11)]
・ 5月:323人(+9) [163人(+1)]
・ 6月:264人(-23) [137人(-23)]
・ 7月:294人(-39) [154人(-3)]
・ 8月:328人(-12) [167人(-6)]
・ 9月:309人(-30) [160人(-23)]
・10月:376人(-15) [206人(-27)]
・11月:350人(-29) [199人(-25)]
・12月:420人(-23) [255人(-16)]

・1日あたり10.67人、2.25時間に1人の割合
 上半期(182日1827人:1日あたり10.04人/2.39時間に1人)[ 997人/54.6%]
 下半期(184日2077人:1日あたり11.29人/2.13時間に1人)[1141人/54.9%]

・年間死者数:2015年4117人[2247人/54.6%]14年4113人[2193人/53.3%]13年4388人[2309人/52.6%]

【交通事故死者数の推移】
・1948年  3848人(統計開始)
・1949年  3790人(過去最低)
・1950年  4202人
・1953年  5544人
・1959年 10079人(初の1万人突破)
・1970年 16765人(過去最悪)
・1976年  9734人(1958年以来の9千人台)
・1988年 10344人(再びの1万人突破)
・1996年  9943人(1987年以来の9千人台)
・2009年  4979人(1952年以来の4千人台)
・2015年  4117人(2000年以来となる対前年増加)

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