横須賀で連続不審火4件

 7日夕から8日未明にかけて、神奈川県横須賀市内で公園の遊具や路上の雑草などが燃える不審火が4件相次いだ。現場は半径約2・5キロのエリアに集中し、いずれも火の気がないことから、浦賀署は何者かがいたずらで火をつけた可能性もあるとみて調べている。

 同署によると、7日午後5時55分ごろ、同市根岸町4丁目の公園で、衣類が燃えているのを近所の女性(51)が発見。約3時間半後の午後9時25分ごろには、約700メートル離れた別の公園で、プラスチック製の滑り台から火が出ているのを通行人の男性(31)が見つけた。

 8日午前0時半ごろにも、同市内川1丁目の路上で樹木の根元や雑草が燃え、その10分後には同市久里浜8丁目の漁協施設内で漁網や古タイヤなどが燃えた。

 いずれも発見者らによって消し止められ、けが人はなかった。

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