〔強い冬型・強い寒気〕北日本の日本海側で暴風雪続く 週末は西日本・東日本の太平洋側でも積雪か(1/11)

気象庁は11日16:33、「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第5号」を発表しました。
北日本の上空約5000mには平年より強い寒気が流れ込んでおり、日本付近は北日本を中心に強い冬型の気圧配置となっています。この強い冬型の気圧配置は12日にかけて続き、13日も冬型の気圧配置が続きます。北日本では雪を伴った非常に強い風が吹き、海はしける見込みで、北日本や北陸地方の日本海側を中心に大雪となるところがあります。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害や高波に警戒するとともに、大雪やなだれにも注意が必要です。
なお、14日から15日頃には、東日本・西日本にも強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置はさらに強まるため、北日本から西日本の広い範囲で日本海側を中心に大雪となるおそれがあり、西日本・東日本の太平洋側でも積雪となるおそれがあります。地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意するようにしてください。

■今後の予想
【最大風速】(12日) ※( )は最大瞬間風速
・北海道地方:陸上20m/s(35m/s) 海上20m/s(30m/s)
・東北地方 :陸上18m/s(30m/s) 海上20m/s(30m/s)
・北陸地方 :陸上16m/s(30m/s) 海上17m/s(30m/s)

【波の高さ】(12日)
・東北地方      :6m
・北海道地方、北陸地方:5m

【降雪量】(~12日18:00/多い所)
・北陸地方             :80cm 
・北海道地方、東北地方、関東甲信地方:50cm 

※北日本、北陸地方ではその後も降雪量がさらに多くなる見込み。14日から15日頃には北日本から西日本の広い範囲で日本海側を中心に大雪、西日本・東日本の太平洋側でも積雪となるおそれ。

■防災事項
・警戒:猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、高波
・注意:大雪による交通障害、なだれ

© 株式会社レスキューナウ