気象庁は20日05:00、「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第3号」を発表しました。
上空に寒気を伴った低気圧が日本海を発達しながら東に進み、今夜には若狭湾付近に達する見込みとなっています。このため、西日本や東日本の日本海側を中心に、大気の状態が非常に不安定となる予想です。また、あす21日にかけて、日本付近は冬型の気圧配置となり、西日本や東日本では非常に強い風が吹き、海は大しけとなります。さらに日本海側を中心に降雪が強まり、大雪となるところがある見込みです。
20日05:00現在、すでに九州北部地方の一部に暴風警報が発表されています。ふぶきによる交通障害、暴風、高波に警戒し、大雪やなだれに注意が必要です。
■今後の予想
【最大瞬間風速】
(～21日)
・35m/s 北陸地方、東海地方、近畿地方、中国地方、四国地方
・30m/s 九州北部地方、九州南部、伊豆諸島
【波の高さ】
(～21日)
・6m 北陸地方、近畿地方、中国地方
・5m 東北地方、関東地方、伊豆諸島、四国地方、九州北部地方、九州南部・奄美地方
【降雪量】
(～21日06:00/多い所)
・50cm 近畿地方、中国地方
・40cm 関東甲信地方、北陸地方
・35cm 東海地方
・30cm 東北地方
・20cm 四国地方、九州北部地方
■防災事項
・警戒：ふぶきによる交通障害、暴風、高波
・注意：大雪、着雪、なだれ、落雷、竜巻などの激しい突風
