なまはげも登場 秋田の食と魅力堪能

 秋田県の魅力を紹介する「秋田の食&観光フェア」が21日、藤沢駅南口で始まった。コメや野菜などの物産が並んだほか、秋田犬やなまはげも登場し、にぎわいを見せた。官民協働で地域振興を手掛ける「『ナマハゲの里!活発男鹿』食のモデル地域協議会」の主催で4回目。22日まで。

 特産品コーナーでは、ほのかな甘みが特徴の「にがり米」や、雪中栽培で甘みの増した「寒甘野菜」、魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」など約65点を販売。国内外で人気の秋田犬も“初参加”し、写真撮影を求める親子連れなどの輪ができた。

 同協議会の加藤真一会長は約30年間、藤沢市内で教員として勤務。「秋田県と藤沢市のつながりができれば」と2014年にフェアを始めた。この日は秋田県出身の買い物客も多く訪れ、郷里話に花を咲かせた。

 問い合わせは加藤会長電話090(3687)8104。

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