希少な食用クラゲ 新江ノ島水族館で展示中

 東南アジアの汽水域に生息する「カワイトヒキクラゲ」が神奈川県藤沢市片瀬海岸の新江ノ島水族館で展示されている。国内2例目の展示で、同水族館は「なかなか普段はお目にかかれない。ぜひ見に来てほしい」とPRする。

 同クラゲは、東南アジアでは食用クラゲとして知られ、成長すると傘の直径は20センチほどになるという。2012年11月、世界で初めて北里大学が展示。同水族館は、同大から共同研究のため譲り受け、繁殖させた。現在は、傘の直径が3センチほどに成長し、えさもよく食べているという。

 問い合わせは、同水族館電話0466(29)9960。

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