炊き出しを体験 防災教室に72人

 「防災教室・災害ボランティアコーディネーター養成講座」が28日、愛川町角田の消防庁舎で開かれ、住民や地区防災指導員ら72人が参加した(町提供)。町と町社会福祉協議会の主催。

 防災教室は自主的な防災活動の認識を深める目的で毎年開催。今回は水と米を入れて加熱するとご飯を炊ける炊飯袋を使った炊き出しを行ってカレーライスを試食した。熊本地震で被災地に派遣された町職員(応急危険度判定士)らが活動を報告した。

 養成講座は、災害発生時ボランティアセンターの開設や運営を担う人材育成のために開催。参加者は各地から駆け付けたボランティアと運営スタッフの役に分かれて受け付けなどの手順を確認した。

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