優勝候補筆頭ドミニカが昨季18勝右腕ら招集 豪華打線に加え投手陣も万全!?

3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝の最有力候補とされるドミニカ共和国代表が、チームをさらに強化した。メジャーで先発として実績のあるジョニー・クエト(ジャイアンツ)、カルロス・マルティネス(カージナルス)、エディソン・ボルケス(マーリンズ)、そして若手有望株のアレックス・レイエス(カージナルス)という4投手の参戦が決まったと、MLB公式サイトが伝えた。

ジャイアンツのジョニー・クエト【写真:Getty Images】

クエト、マルティネスら先発4投手が参戦、連覇へローテーションも完成

 3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝の最有力候補とされるドミニカ共和国代表が、チームをさらに強化した。メジャーで先発として実績のあるジョニー・クエト(ジャイアンツ)、カルロス・マルティネス(カージナルス)、エディソン・ボルケス(マーリンズ)、そして若手有望株のアレックス・レイエス(カージナルス)という4投手の参戦が決まったと、MLB公式サイトが伝えた。

 記事によると、この4投手が先発ローテーションを組むことになるという。ドミニカはヤンキースのデリン・ベタンセス、レイズのアレックス・コロメ、メッツ守護神ジェウリス・ファミリアという強力なリリーバー陣も参戦する見込みで、投手陣も豪華な顔ぶれとなった。

 メジャー通算114勝を誇るクエとは、レッズでエースとして活躍。ロイヤルズを経て昨季からジャイアンツに加入し、いきなり18勝(5敗)を挙げた。マルティネスは昨年からカージナルスで先発ローテーションに入り、14勝(7敗)&防御率3.01、16勝(9敗)&防御率3.04と2年連続で安定した成績を残している。

野手陣はカノ、ベルトレら“スター軍団”

 また、ボルケスは2008年にレッズで17勝(6敗)、14、15年はパイレーツとロイヤルズで2年連続13勝を挙げた右腕。今年からマーリンズと2年契約を結び、イチローとチームメートとなった。そして、レイエスは昨年メジャーデビューした22歳で、12試合登板(5先発)で4勝1敗1セーブ、防御率1.57という好成績をマークしている。

 前回大会でWBC初優勝を飾ったドミニカ共和国は、今大会も野手に超豪華メンバーを揃える。外野では、ネルソン・クルーズ(マリナーズ)、スターリン・マルテ(パイレーツ)、グレガー・ポランコ(パイレーツ)、マルセル・オズナ(マーリンズ)、ホセ・バティスタ(ブルージェイズ)らが参戦予定。内野にはロビンソン・カノ(マリナーズ)、マニー・マチャド(オリオールズ)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、ホセ・レイエス(メッツ)、ハンリー・ラミレス(レッドソックス)らが名を連ね、捕手はヤンキースの新星ゲイリー・サンチェスとまさに“スター軍団”だ。

 クエトらメジャーのエース級のローテーション投手を揃えことで、先発陣もがっちり固まった。今大会も本気度は高く、優勝に最も近いチームと言えるだろう。

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